ホームジムを作った話



さて皆さん、男のロマンについて語りませんか?
 
 
秘密基地から変身ロボットが出動!
 
 
敵と鍔迫り合いだ〜! 全開スクリュー! の!み!こ!ん!だぁ〜!(茂村アナ圧倒的リスペクト)
 
 
ロボットは流石に厳しいながらも、秘密基地を作りたい! というのは、すべての男のロマンではないでしょうか?
 
 
実はぼく、作っちゃいました! 秘密基地!
 
 
まずは見てくれ!
 
 
 



 
 
 
じゃん!
 
 
 


 
 
 
じゃじゃーん!
 
 
どう? コンクリ土間の部屋を使って、小さい練習小屋を作りました!
 
 
まだオタク要素はほとんどありませんが…まあそこは少しずつ増やしていきます。
 
 
こちらなんと、ウェイトトレーニングも可能なホームジムとなっております。
 
 
我ながらすごい意識の高さだ…。
 
 
なんでA級走ってんだ?
 
 
まあ、元々出不精で練習をサボりがちなぼくは、バンクにも街道練習にも行かないインドア生活が基本なので、これまでも室内練習にはそれなりの熱量とそれなりの予算を注いで生きてきました。
 
 
というか、素直に普通に外で練習した方が強度が出せるので、室内で完結させて皆と対等に戦うにはそれなりに機材に課金しないといけない…って訳です。←外で練習しろ!
 
 
 
 
 
以前、練習部屋について語った記事があります。
 

 
【練習部屋を強化しよう】


 
前はこんな感じの練習部屋でした。
 
 
この記事で紹介したワットバイクとスマートトレーナーがあれば、自転車乗りとしての基本的な部分は大概鍛えられます。
 
 
これに加えて必要なのはウェイトトレーニング。
 
 
ぼくは練習をいくらサボっても、ウェイトだけは欠かさずにやるので点数を維持できている部分が大きいです。
 
 
ただ、ウェイトはいくらなんでもアパートでは無理だなぁ…。
 
 
底抜けたらやだし…。
 
 
って事で、いままでは無難にジムを契約したり、競輪場にウェイト設備があるので、それらを利用してきました。
 
 
でも、みんなが使うジムはもちろん、競輪場のウェイト設備ですら貸切で使えることってほとんどありません。
 
 
競輪選手が練習する時間って結構、偏ってますからね。
 
 
同支部の選手同士はいえ、自身の順番待ちはもちろん、後ろに人が待っていたりするとマイペースでトレーニングができませんよね。
 
 
もしウェイトトレーニングを家でやれたら、とんでもないマイペース巣ごもり生活ができるのでは…?
 
 
と、前々から考えていたのです。
 
 
そして、お財布と相談しつつ人生設計を色々考えた結果、いまなら行けそう! と一念発起した次第です。
 
 
自転車用品はもちろん、ウェイト機材を置いても大丈夫そうなコンクリ土間部屋がある住処をゲット!
 
 
そこから、可能な範囲でお部屋を色々と綺麗にして、機材を搬入して、DIYも交えながらのんびりお部屋を完成させたってワケです。
 
 
Twitter(現 X)をご覧の方の中で、ぼくが引越しを表明してから結構長いこと実家にいるっぽい様子を見て、違和感を感じている方もいらっしゃったのではないでしょうか?(笑)
 
 
元々、滋賀の鍼灸院に週1で通っている都合で実家にはよく帰るタイプの人間なのですが、実はこの小屋を作るための作業や搬入が長引いてしまい、1月くらいから滋賀県の実家に籠っていたのです。
 
 
以前、当ブログの記事に登場した車も、実家暮らしの微妙な期間に納車されたせいで、車庫証明の都合で滋賀ナンバーになっちゃったしな。
 
 
ま、奈良も滋賀も芋ナンバーだからどっちでもいいんですけど。
 
 
ちなみに、競輪選手の所属支部は納税地に依存します。
 
 
例えば今回の僕の場合、奈良と滋賀のどちらの支部に所属するかを自由に選べるというシステムではなく、住民票を置いている土地の支部に自動的に登録されるんですよ。
 
 
従って、ぼくは実家暮らしの最中も奈良県にわざわざ住所を持ち、住民票を置いていました。
 
 
引越し表明から実家暮らしの一連の流れを見て、里帰りして滋賀に移籍するんか? と勘繰っている方もいらっしゃいましたが、そういう事情だったんです(笑)。
 
 
先述した通り滋賀に住民票を置いた時点で移籍になっちゃいますからね、Twitter(現 X)で引っ越し云々の話をしたのは12月末〜1月だったと思いますが、その後もぼくはずっと奈良所属だったでしょ?
 
 
そういう事です。
 
 
余談が続きますが、この住民票移動、2週間以内に住所の移動を選手会に申告していない事が判明した場合、登録消除もありうる、超、超重大違反行為です。
 
 
そのため、間違ってもズルはできない!
 
 
選手にとっては、実はデリケートな話題なのですよ(と言いつつ、登録消除に繋がるという点は意外と知らない選手が多いです。みんな気をつけような)。
 
 
 
 
 
…って、話がだいぶ逸れましたね。
 
 
練習小屋に話を戻します。
 
 
めっちゃ金がかかっていそうな練習小屋ですが、ワットバイクとスマートトレーナーは元々所有していたので、今回はホームジム部分だけを新規に作った感じです。
 
 
もちろん引越しや、新居を得るために必要な経費はかかっていますが、それは一旦置いておいて…。
 
 
ウェイトトレーニング機材として、ハーフラックと、プレートは250kg程度用意しました(冒頭の写真)。
 
 
ベンチやバー等の備品を含めても意外に50万くらいでフルセット揃ったんですよ。
 
 
 


 
 
 
念願だった可変式ダンベルも買いましたよ。
 
 
これが1番高かったまである。
 
 
一般の方からするとそりゃ高額な装備ですが、競輪選手の皆さんは「えっ、50万でここまで揃うの?」と値段の安さにビックリしておられるでしょう。
 
 
ぼくも値段にビックリして、「詐欺じゃないの?」と半信半疑になったレベルですが、ちゃんとした機材が届きました。
 
 
ちなみに、床はコンクリなので重量を気にする必要はナシ!
 
 
いい条件の練習小屋を作ることができました。
 
 
そして、練習小屋としてはもちろん、秘密基地としてロマンも詰め込んでおります。
 
 
 


 
 
 
こちらはキャンプ道具の棚でございます。
 
 
あー、いいっすね。
 
 
本当は広大なガレージに工具や趣味のものを雑多に置いて、友人を呼んでペール缶の椅子にたむろしつつ、冷蔵庫から酒を取りだして語らいながら飲酒する…!
 
 
なんて男のロマンの塊のような夢を抱いていたんですけどね(笑)。
 
 
そこは流石に予算不足でした。
 
 
 
 
このお部屋、最近やっと稼働しはじめたところですが、本当にマジでめっちゃ最高です(語彙力のなさ)。
 
 
冒頭で書いた、ウェイトトレーニングの順番待ち、これがないだけでこんなに楽で快適だとは…!
 
 
自宅に練習設備があるとダレてしまうかと思いましたが、今のところそんな事もありません。
 
 
いやぁ、これは強くなっちゃうなぁ…!(強くなれるとは言っていない)
 
 
 
 
 
って事で今後はこの練習小屋で、できる限り頑張って練習をして、インドア派競輪選手としての己を高めつつ、練習終了後は即飲酒可能…! という意識が高いんだか低いんだかよーわからん人生を煮詰めていきたいと思います。
 
 
 


 
 
 
まだ酒は入れてませんが、冷蔵庫も買いましたしね...!
 
 
 
もう余地が無さげではありますが、なにかとんでもないアップデートがあればまた報告します(笑)。
 
 
男の秘密基地の可能性は無限大だ!
 
 
ではまた次回!


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1995年3月30日生まれ。滋賀県出身。 日本競輪選手会 奈良支部所属107期の競輪選手。現在はA級2班。同期には新山響平、山岸佳太、簗田一輝など。 ……以上はすべて仮初めの姿であり、本業は某アイドルのプロデューサーであるともっぱらの噂。 ドール、カメラ、声優など、さまざまな「沼」に足を踏み入れている。

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