競輪選手と僕自身の食生活について
どうも。
「ガツ虎」の坂上です!
今回は第3回目ということで、競輪選手と僕自身の食生活について少し触れていきたいと思います。
選手は食事に気をつけているのか?
これは取材の時やファンの方にもよく聞かれますが、世間と同じで気にしている人と気にしていない人がいます。全く気にしていなかったり、油物や甘いものだけ控えてる人も。最近は選手の中でも少し流行ってたんですが、グルテンフリーといって小麦粉を抜いた食事をする人なんかもいます。
やはり食事に気をつけて痩せて調子が上がったとか、グルテンフリーをしてアレルギーがなくなってすごく調子が良いなんて話もよく聞きますし。
その反面、食事制限によって痩せすぎてダメになったとか、我慢することによるストレスでダメだぁっていう人なんかもいます。
これは一概に食事だけの結果ではないと思いますが、こういった話は選手間でもよくされていて、みんな食生活には試行錯誤してるんですよね!
ちなみに僕は食事制限したら痩せすぎてダメになることが多かったので、今は軽く油物や甘いものを控えるくらい。ベスト体重(今は78キロ)になるよう心がけて、あまりストレスを溜めないように楽しみながら食事をしています。
僕自身は練習とレースの時で食生活はほぼ一緒なんですが、レースの時だけ違った食事をしてるって人もいます (お肉を食べないとか糖質制限するなど)。
お酒なんかも普段すごく飲むけど開催中はいっさい飲まないって人も多いですし、開催中も関係なく、量は少なくなりますが飲む人もいます。
開催中の昼間はもちろん飲めませんが、夜も全レースが終了してから飲めるようになります。レース場によって違いますが、大体20時30分には飲酒は終了となります。これは次の日のレースに影響しないように、早い時間に終了となってます(飲酒運転にならないように)。
香川県の高松競輪場に前泊し、同期に連れて行ってもらったお店の写真を載せときます!
ここで僕自身の一日の食生活を紹介します。
朝は基本食べませんがプロテインとコーヒーは飲みます!(開催中も練習時も一緒)。レース開催中も基本食べませんが、早いレースの時(昼ごはんを先に食べれない時)や休みの日は食べます。
食べない理由は、朝に練習するときにお腹に残っているのが嫌なのと、レース開催中はすぐに昼ごはんがあるからです(朝ごはんは6時30分から8時くらいまで、昼ごはんは10時から14時くらいまで食べることができます)。
先に昼ごはんを食べる選手は10時くらいに食べる人が多いです(量を少なくする人も多いし、ゼリーやバナナだけで済ませる人もいる)。
これは、やっぱりレース前にお腹に残しときたくない人が多いんだと思います。
僕も開催中の昼ごはんは10時に食べて量は少し少なめにして、 練習時は普通に13時くらいにがっつり食べてます!
夜ごはんは17時30分に食べることが多くて、メンバーによって18時30分の時もあります(夜は17時30分から20時30分まで)。
練習時は家族の時間に合わせるのでマチマチです。
あとラストに僕自身のことをもう少し!
好きな食べもの
お肉料理全般(焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、特にとんかつがラブ)
苦手な食べもの
生もの(刺身、特に生肉がダメ)
理想のとんかつにはまだ出会えていないし、あるのかどうかもわかりません!勝手にあると思いこんでいる(具体的にはどういうものなのかもわかっていない)。
生ものが苦手な理由は生々しいのがダメで、生き物をそのまま食べてる感じがするから!僕個人の意見ではイクラとカエルの卵は、ほぼ一緒に見えます。
食べる量なんかも一般の方とあまり変わりませんが、家族の中では少し多い方です。 選手の大半もそんなもんです。
一つだけ一般の方と違うのは、みんな食べるのが異常にはやいんです。
食べるのが遅い選手がまれにいますが、その人は焦って食べて、なんなら途中で気まずくなって残したりしてます(基本はみんなで一緒に食べるので遅いと焦る)。 僕も普通にはやい方だと思います。
こんな感じで食生活を紹介しましたが、どうでしたか?
全国に競輪場があって、各地の美味しいものを食べられるのも競輪選手の特権ですね!
またそういうのも今後紹介していけたらいいなって思っています!
ではまた次回のブログを読んでいただけたら幸いです。
1978年1月25生まれ。競輪選手。80期。A級1班。石川県内灘町出身。高校時代にはインターハイ・国体入賞(自転車)、高校総体4000m団体追抜4位に入賞。ニックネームは「内灘の虎」。競輪選手の坂上忠克(71期)は実兄。2009年に実施されたananとJKAのコラボレーション企画「09'KEIRINイケメングランプリ」では、準グランプリを受賞。