【10月4日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【金子貴志】
腰痛と付き合いながら奮闘する金子貴志(かねこ たかし=49歳・愛知・75期)。
2004年4月、佐世保ふるさとダービーでGII初優勝。
13年には7月弥彦の寛仁親王牌、11月小倉競輪祭のGⅠを制し、年末の立川でグランプリ王に輝く。
堂々たる実績を残すトップ選手だ。
長らく上位で活躍したが、約3年前に腰の狭窄(きょうさく)症を患い、S級末期は低迷した。
今年の7月に27年ぶりにA級へ陥落。
年齢的(現在49歳)な衰えもあるが、腰痛の不安を抱え、降級後は未勝利。
厳しい戦いが続いている。
「(腰痛の)最初の頃はウエイトで20キロを上げるのがいっぱい。今は100キロ~150キロぐらいは上げれるようになりました」
一番苦しんだ時を思うと隔世の感だが
「まだまだですね。無理をすると痛みが出るので、それと付き合いながらですね」
直前の和歌山は❺③❸着。
決勝は強引に逃げた溝口葵(❷着)の番手で付いたままの3着。
降級後は8場所してまだ勝ち星が皆無。
「A級ではまだ1勝もできていないので、まずは1勝ですね」
常に真摯な話しぶりで、悲壮感は感じられない。
来年は50代の大台に乗るが、持病の腰痛を克服して存在感を示して欲しい。
【次回出走予定】
10月18日(宇都宮FII)
(情報局記者X)
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