【9月17日更新】忘れずに次走で狙いたい! 要注目選手ピックアップ【栗山和樹】
営業マンからの華麗なる転身。
今後の成長が楽しみなのが栗山和樹(くりやま かずき=27歳・岐阜・125期)だ。
高校から自転車競技を始め、朝日大学時代には国体1キロTTで3位など全国区で活躍。
卒業後、約2年間の社会人生活を経て競輪選手を目指し、125期の在所3位として今年5月にデビュー。
7月の大垣、奈良、福井で9連勝を決めてA級1・2班戦に特別昇班。
初戦となった8月の松阪では2、1着で早速の決勝進出。
決勝は4車結束の中部ラインの先頭で果敢に先行。
展開のアヤもあり結果は5着に終わったが、上々の滑り出しと言っていいだろう。
2戦目は9月の豊橋。
初戦から人気を集める存在となったが、前田義和の先行を叩けず、3着で予選敗退となった。
「名古屋(豊橋)は初日が全て。チャレンジのときはどこからでも出ることができたので、前がカカッているという感覚がまだなくて…。レースの流れを体に刻み込んでいくしかないですね」
2日目は篠原龍馬を突っ張り、最終的に田中勝仁の3番手に飛び付く流れから2着。
「とにかくS級に上がることが当面の目標。初のマーク決着になったけど、今後はこういうレースもやっていかないとだめですからね」
松岡篤哉への師事の元、脚力アップだけではなく、展開に応じた多彩な走り方を模索中。
経験こそがS級への近道。その成長を温かく見守りたい。
【次回出走予定】
10月19日(高松FII)
(情報局記者A)
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