【1月14日更新】〝今年こそ絶対S級へ〟決意の2025年【布居大地】
「今年こそ絶対にS級へ!」
年明けの豊橋ナイターFIIでそう固く誓ったのは布居大地(ぬのい だいち=27歳・和歌山・111期)だ。
父・寛幸(72期)、兄・翼(109期)、妹・光(118期)を持つ競輪一家の次男で、1メートル82の高身長にさわやかな笑顔が印象的なイケメンレーサー。
戦法は逃げ・捲りがメインだが、流れ次第では飛び付きや追い上げもこなす。
豊橋の決勝でも逃げた望月一成に対して外から追い上げ、格上の近藤俊明に競り勝って番手を奪取。
結果的にはその上を南儀拓海、藤根俊貴に捲られての3着に終わったが、今年に懸ける意気込みがひしひしと伝わってくるレース内容だった。
昨年9月末にあった地元和歌山の決勝戦は落車、斜行失格。
その落車ダメージにより、夏前からコツコツと上げてきた調子を一気に落としてしまう。
それでも練習だけは欠かさずこなしてきた結果、年明け緒戦での決勝進出につながった形だ。
「ずっと悪かったけど、落車する前の感じに戻っている。家には〝S級で待ってるぞ〟って言われてもらったS級パンツが3枚もある。早くその期待に応えたいですね」
気持ちのこもった走りを続けていれば、その道は必ず開けるだろう。
まずはA級1・2班での初優勝で弾みを付けたいところだ。
【次回出走予定】
1月28日(久留米FI)
(情報局記者X)
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